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How to maintenance your Felt Products.

ある文豪のラビットフット

ホームこものある文豪のラビットフット

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ある文豪のラビットフット

0円(税込)

"ある文豪のラビット・フット"(キーホルダー/バッグチャーム)
作品タイトルはヘミングウェイ「移動祝祭日」から。爪はありませんが

植毛フェルトの技法を用いたメンズライク仕立ての幸運のお守りは、「本物のラビットフットはこわいから羊毛でできない?」とのアドバイスから生まれた作品です。結構もふもふしていますが、羊毛なので使ううちにもっとフェルト化して落ち着き、味わい深くなります。

ラビットフットは本物のうさぎの後ろ足をお守りとしてケルトの一族が身に付けていたのが起源とされています。1940〜60年代にアメリカで幸運を招くお守りとして広く知られるようになりました。仕掛けられた罠にうさぎの足だけ残っていることがある=命までは取られずラッキー、とバイク乗りやヒッチハイカーの間で流行したそうです。ヨーロッパでもラッキーアイテムで、イギリスのウェールズ地方には生まれたばかりの赤ちゃんの頭をラビット・フットで撫でる習慣があるとか。

うさぎが走る時、前足より後ろ足が前に来ます。他の哺乳目4本足動物には見られない、一見奇妙な後ろ足の使い方がうさぎの足の速さの秘密です。たとえばチーターが走ると時速100km。うさぎはチーターよりも随分と小さいのに、時速80kmで走れます。このことから、うさぎの後ろ足にはとてつもない力が秘められていると考えられたそうです。

また、うさぎは多産のため繁栄のシンボルである、眼を開けたまま生まれるので邪眼に対する防護の力がある、穴を掘ることから地下の精霊と交流があり縁起が良いなど、様々なことがいわれます。

書くとめっちゃ長いので詳細は省きますが、秩序から外れた存在をあらわす役目を担うこともあります(アリスに出てくるうさぎ等)。

昔の人は様々なものに意味を見出し、託し、祈っていたんだなと感じました。お守り(チャーム)のようにカバンなどに付けて自由にお楽しみください。お守りとして、プレゼントにもおすすめです。

【サイズ】全長約12cm(キーリング含む)/厚み約3.5cm
【素材】ウール,本革


作品の画像は、できるだけ実際の色合いに近づけるようにしておりますが、ご覧のディスプレイによって色の違いが出る場合がありますので、何卒ご了承下さい。