フェルトのお手入れ
ふだんのお手入れ
- ウールはお使い頂くうちに自然に毛玉ができます。気になる方は鋏で毛玉をカットして下さい。
- 毛羽立ちが出てくる場合があります。アイロンをウール表示に設定し軽くあてると毛羽がおさえられます。
- 袋物などは中のほこりを払い、ときどき陰干しをして下さい。
洗うときは
かならず手洗いします。
- 35度くらいのぬるま湯を洗面器などに張り、ごく少量の洗剤を溶かし、静かに押し洗いします。
極端に冷たい水または熱い湯、多すぎる洗剤を使うと縮むことがありますので注意して下さい。
もみ洗いはしないで下さい。
- 汚れがとれたら、水で押し洗いしながら洗剤をじゅうぶん洗い流して下さい。
- 両手ではさんで水気を絞った後、乾いたタオルでおさえてさらに水気を取ります。
- 風通しの良い日陰で、自然乾燥させます(洗って形くずれした時は、乾かす前に手で引っ張って整える)。
- 乾いたら、ウール表示に合わせたアイロンを軽くあててください(表面の毛羽立ちがおさえられます)。
革を併用している作品につきましては、一部洗うことができないものもございます。その際は、洗剤を溶かした湯(人肌程度)に浸して絞ったタオルなどで、汚れた部分をたたくようにしてください。あとはぬるま湯で絞ったタオルで同じくたたくようにして洗剤を取り、乾かします。
羊毛は生きている素材です。
洗う際、強い刺激(極端な温度の湯水、多すぎる洗剤、こすったり強くもみ洗いなど)があると、完成の際の適切なフェルト化以上に縮んでしまうことがありますので、十分ご注意下さい。
鞄のレザー部分、ルームシューズの底の革のリペアなど、修理も承ります。お買い上げの店頭か、お問い合わせページよりご連絡下さい(修理料金は状態により異なります)。